富士自然文化協会について

 「富士自然文化協会」は、富士山の美しい自然環境を守り後世に伝えることを目的とし、野外観察や自然保護を通じて青少年を中心とした社会教育活動をする一般社団法人の団体です。
 1970年に発足した当初は、特に富士山麓に生息する鳥や獣など野生動物を保護・飼育する活動を目指したため「富士自然動物園協会」という名称でしたが、野生鳥獣の飼育が自然の生態系を崩す恐れがあるとの反省から動物園の計画は早い段階から中止され、動植物を含めた自然環境全体の保護・育成を主眼とし、学術調査、講演会、ネイチャー・セミナー、出版、青少年中心の観察・自然探究、キャンペーンのための音楽イベントなどを富士山周辺、富士火山帯全体や東京を含めて各地で開催して来ました。
 社団法人としての協会は当初から農林省(後に農林水産省)許可の公益法人としてスタート、その後71年環境庁(後に環境省)、72年文部省(後に文部科学省)も加わった3省共管になりました。
 具体的な事業としては、東京と富士山麓をバスで往復して自然観察や植樹祭をする一泊旅行、河口湖畔や伊豆大島で「Mt.Fuji Aid」と銘打ったキャンペーンのための音楽コンサートや、登山に便利で富士山のデータを満載した『富士登山ハンドブック』の刊行などを行なっています。全国各地に合計約250もある「○○富士」とその市町村を紹介する『ふるさとの富士山』の出版計画なども進んでいます。
 これらを集大成して6年がかりの事業で2010年にオープンしたのが「奥河口湖さくらの里公園」です。当協会の提案で富士河口湖町に高原基金(高原慶一朗・ユニチャーム社創業者が作った都市緑化基金)が協力して河口湖西北岸の長崎山(富士河口湖町 長浜101番地、7500㎡、高度880m)で、在来の赤松、山桜などの樹林の中に富士桜、山桜、ミツバツツジなど3000本を植樹し、富士・桜・湖一体の「環境基地」が完成しました。2013年6月に富士山の世界文化遺産の登録も実現、この公園が新たな構成資産の一つになろうとしています。
 当協会は、現に社会・文化活動を展開していることや、富士山の世界遺産への申請が自然遺産から文化遺産に切り替わったことも考慮して「富士自然文化協会」への名称変えを3省に申請していましたが、河口湖桜公園の発足と同じ2010年に認可されました。その後、法人制度改革で2014年4月には、管轄が3省から東京都に変わり「一般社団法人」として再スタートしています。
 このたび事務局のある本部を東京から浦安に移し、協会の新しいリーフレットを作成、新たにホームページもスタートさせました。新段階を迎えました当協会の一層の発展を目指して、これまで以上に会員、賛助会員の皆様のご協力を頂きますよう、特に今後の会員の一層の増強や、新事業のアイディアのご提案などに、一段のご支援をお願い申し上げます。

富士自然文化協会 役員一覧

代表理事 中江 利忠 朝日新聞元社長
常務理事 田中 曽女 洋画家
常務理事 山本 健 ペンション ブルーポピー経営者
常務理事 横山 直史 環境経済人委員会代表
理事 井出 常済 河口湖観光協会会長
富士レークホテル会長
理事 奈良 富子 ギャラリースペースM経営 彫金家
理事 古池 秀雄  
理事 梶原 芳章 長崎山さくらの里つくり協議会会長
監事 谷重 勉  
監事 鈴木 正嗣 税理士
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